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高齢者のタンパク質不足による影響

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年9月15日
  • 読了時間: 2分


こんにちは、ののはな訪問看護ステーションです。日頃よりお世話になっております。本日は「高齢者のタンパク質不足による影響」についてです。




皆様のお役に立てましたら幸いです。









シニア世代はタンパク質が不足すると筋肉量が低下し、フレイル(虚弱)の状態に陥りやすくなる。フレイルを予防するにはシニア世代でも若年層と同じくらいタンパク質を摂取することが必要です。





フレイル


虚弱が進み身体機能や認知機能が衰えている状態。進行すると自力での生活が困難になる。フレイルに陥ると食欲がわかず食事摂取量も低下する。食事が少なくなればタンパク質の摂取量も減り、フレイルが進行するという悪循環に陥る。

65歳以上のタンパク質量の推定平均必要量は、男性は60g/日、女性は40g/日です。





タンパク質が不足すると・・・


①筋力が低下する:体内のタンパク質が減ると筋肉を分解してエネルギーを得ようとする。筋肉量が低下すると行動範囲が狭くなり自力で出来ることが減る。


②肌や髪の艶がなくなる:人の身体はタンパク質を内臓の修復や維持に優先的に回すようになっているので不足すると肌や髪、爪に影響が出る。


③思考力が落ちる:思考力を維持する神経伝達物質もタンパク質で出来ているため、やる気が出ずボーっとする。


④疲れやすくなる:タンパク質不足の初期症状として現れやすいのが疲労感。寝ても疲れが取れずだるさや眠気を感じやすくなる。


⑤免疫力が落ちる:免疫力を司る免疫細胞もタンパク質で出来ており、不足すると免疫細胞が生成されづらくなり免疫力も低下する。




オススメの食品

  • かまぼこ

  • サバ缶

  • 魚肉ソーセージ

  • チーズ

  • 牛乳

  • ヨーグルト

  • ささみ

  • サラダチキン

  • 納豆

  • 豆腐

  • 豆乳


目安は『毎食手のひら1枚分』です。

普段の食事でもう少しタンパク質を意識してみましょう☆





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